2018/08/31 図工 鑑賞

  • 鑑賞 活動

絵の中に入り込もう。

絵の物、人になる。

絵の中に入る。と板書。

子供たちはどう言うことだろう?という顔。

その場で絵を見せる。一組で反応の取りやすかった「叫び」から。

この絵になったら?

Aさんが叫びのポーズをとる。

うなずいて見る。

「どこを抑えてるん」と、Bさん呟くので、「よく見たいよね、後でじっくり見て」とすすめる。今やっているのが絵の人になるってこと。絵の人と同じ人になってるね。それ以外にもよく見ると後ろの人が見えるからこの人でもいい。橋になってもオレンジ色になってもいい。これが絵の中の人・物になるっていうこと。

そして、絵の中に入るっていうのは、例えば、叫んでいる人を心配して見て見たり、隣で叫んで見たり。そうやって入っていくってことね。

じゃあ他の絵も見せるよ。六枚の絵を一枚ずつ掲示

絵を見せるたびに少しずつ入るヒントを呟く。丁寧すぎるけどやってよかったと思う。活動に入りやすくさせられた気がする。

板書

班で一つ選ぶ。

つくる。

パシャ。

五分まで15分間やってみよう。スタート。

俄然早いAチーム。一つ作ったのち他のもいいですか?と確認し作り始める。それにつられて他のチームも。時間通りに全チームが一つは作り上げることができた。

 

絵の周りに集まり食い入るように絵を見る姿勢がいいなぁ。この中でのつぶやきも聞き取れるようにそばにいればよかったと反省。

活動後写真を見てふりかえり。どの絵にどんなふうに関わっているのか。各班の関わりを尋ねた。

宙に浮きたかったEさんは、木に登っているところを表現したかったのだとここでわかる。

絵の中の人に吹き出しをつけるとしたら?と発問すると、波から逃げる気持ちの表現と、波を楽しむ表現の人がいる。絵への関わり方の違いが見られておもしろい。吹き出しでの表し方を膨らませたいと思う。

次回個人で絵の中に入って行くことをアテンドして終わる。

  • 反省

絵をよく見るような活動を設定できたことはよかった。しかし、これで絵の理解が深まったのか。絵のそばでのつぶやきを捉えていないので子どもたちの理解度を捉えるのが半端になった。

絵の関わり方の一案を示せた。

吹き出しをつけるとしたら?と尋ねた時の子どもの困った反応、そうやって尋ねるよと予告しておけば、絵の人物の内面も考えていたのかもしれない。

写真に撮ったことで後から見返せたが、その場で演じて内面を尋ねた方が即興性があって答えやすいのかもしれない。体が開いているので。

後から見返せる良さを取るか。即興性を取るか。