授業記録 サーカスのライオン ②
サーカスを感じよう
サーカス行ったことある人?よく手が上がる。何が出てくる?口々に言うものを書き取る。
何してる?空中ブランコ、玉乗り、綱渡り。
今日はそのサーカスを体験してもらいます。
みんなはお客さん。どうするの?イェーイ。拍手。すごーい。
前で踏み台を用意。
虎に出てきてもらって、玉乗りしてもらいましょう。だれか虎できる人?
- 言葉を振り返ると無駄に長い説明が多かった。上に示したほど簡潔な場の説明ができていない。僕がサーカスの人を模範して説明したらしたためか。子どもに一ぴきの虎をさせて、雰囲気を作っていったほうがよかった。一人二人と出てながら場を作れたほうが言葉少なく済んだと思う。
前で虎の玉乗りをさせてサーカス小屋の疑似体験する。
前で盛り上げた後、聞く。
虎はどんな気持ち?
おもんない。お肉欲しい。
おもんないってのは?
もっと難しいことをしたい。
まだまだできるぞってことやね。
お肉欲しいは?
ごほうびがほしい。
なるほどだからやっているんだもんね。
- ここで、おもんないと出てくるのは予想外だった。拍手がもらえて嬉しい。できて楽しい。などを予想していたので。
- おもんないの真意を聞けた時、なるほどと思えた。体験が踏み台の上に上がるだけだったので、物足りない思いもあるのだろう。しかし、向上心の現れと受け取ることで、虎のキャラクターが浮き上がる。
次に、サーカスを見た君達はどうだった?
すごい。
素晴らしい。
やってみたい。
そうだね
じゃあじんざはどう思ってるのかな?同じ?違う?
違う!
どう思っているの?
つかれた。めんどくさい。
もっと拍手がほしい。
もっと輪の数を増やして。
仲間がほしい
お父さんお母さんお兄さんとやりたい
違うことしたい。
ところで、じんざはどう思っているんだろう。手をあげてね。
意見を順番に読み上げて尋ねると、「めんどくさい」と「家族」のところで手が上がる。どうしてそう思うのかな?
家族の夢を見るから。
なるほどねー。
今日はここまで。
- 全体での発言を精選させることが必要。
- じんざの気持ちが一般的なサーカスの動物とずれていることを体験的に抑えられたことがよかった。