授業記録 サーカスのライオン

場面わけの学習

意味段落の変わり目を探す学習です。どこが変わり目になるか覚えていますか?

人物・時間・場所

サーカスのライオンでは、時間が変わるところが意味段落の変わり目になります。全部で五場面あります。段落番号の一番から何番までが一場面かと探していきましょう。

 

はじめの説明が煩雑だったのだろう、できる子とできない子の差が大きかった。言葉の精選がやっぱり重要。今日の場合、前時のうちにキーワード(人物・時間・場所)を出していた。そのキーワードはすぐに出たがどの程度の場面わけなのかがイメージしにくい様子だった。全体で五つの場面だから一つの場面にはこれくらいの幅が必要という文の長さがイメージしにくかったか?と思う。

 

伝わってないと感じたので一場面だけ前で進めた。その後みんなにかえしてやっと、全体的に探す向きになった気がする。そこからは、大体の子が場面の変わり目を探すことができた。

 

場面わけするのであれば、こちらで場面ごとに一文で示しておくのがいいかも。一場面はこんなシーン。二場面は、こんなシーン。それがどこからどこまでかと考えさせるとゴールしやすいのかと思う。言葉だけでなく絵だけで示してもいいのかも。

中には男の子の会話中の「昼間」や、「次の日もそのまた次の日も」の言葉に注目し変わり目ではないかと考える子もいた。机間指導で訂正したが、これに対しての考えも子供達に返すことで学びにつながったのかもしれない。その場で訂正してしまったことが悔やまれる。

 

場面の変わり目を全体で確認。一場面から、昼夜昼夜昼と場面が日中、日没と交互に切り替わっていることを気づかせた。