遊びで学ぶ 学活記録

  • サイレントゲーム

サイレントゲーム、喋らないことがルール。紅組、白組に分かれて名前順に並びます。名前の早い人が窓側です。一列に並びましょう。できたら座りましょう。

用意、スタート。

静かにならぶ子どもたち、悩む姿も。Aさんがあっちこっちへ動き回る。Bさんもリーダーシップをとり動き回る。みんなが座ることを伝えるのが難しかった様子。Cさんが確認しながら座らそうとする。

同様に、赤白で背の順にならび直す。

今度も白が早くできた。しかし、二学期の身体測定の記録を使ったため、子供達の記憶とのズレがあり、白組は間違いがあった。

喜ぶ赤組。

相手のミスを喜ぶ感じが嫌なのでさらっと次のゲームへ。

ジャンケンをします。出すのは、0〜5まで指。7や11を作れたら座る。

一回目、7を作りすわる。男子が男子と、仲のいい子とやろうとするところが見える。残念なところ。Aさんは、Dさんと座ったが明らかにつまらなそうな顔。

ふりかえりに、つくれた子にどんな気持ち?と問う。とEさん「ふつう。嬉しい。」

最後までかかったFさん「悲しい」

二回目に両手使ってもいいよと、11つくり。早くつくれた子から座るように言う。

早くできたEさん、Gさんペア。Hさん、Iさんペア。喜び騒ぐ。Jさんが「最後になりたい」「俺やらん」などと悪目立ちしようとし始める。

全員組むことをやめて止める。7の時と同様の、ふりかえり。Jさん「ふつう」「何もない」雰囲気、ふざけ感が観れるので。わからない時はやらなくていいよと、観てていいからね。と優しく促す。

次にもっと難しいチャレンジをします。

  • DNA

ペアになってあいこになるまでじゃんけんしてください。

両手ともあいこが作れたら座りましょうと。

このアテンドが失敗だった。あいこになるまで一人のことじゃんけんを続けさせれば間違いが少なかった。そして、短時間に進めただろう。

結果として、Kさんが一人、片手が残る。計算が合わないため、DNAができない。雰囲気悪くなるので捨てて、サークルを作らせる。

  • サークル作り

大きな一つの丸をみんなで作ってください。スタート。

男の子だけで固まって輪を作り始める。仲良しで手を繋いで輪を作ろうとする。女の子、Aさんや、Lさんは大きな輪をといいイメージをぼくと共有できているので広がって作ろうとするのだが男の子が固まっているので徐々に前に集まる。自分の隣を男にしようとする感じがみっともない。教室の前で二列ができたところで座らせる。

「なんて仲がいいんでしょう。手を繋いで輪を作るなんて言ってないのに。」「仲良すぎるぞ。」とポジティブに否定。「これは円と言えるかな?」首を振る子たち。「もう一回やってみよう。」立ち上がり作り始める。今度は、手は離れた。大きく広がっていく。Aさん、Lさんのあたりから、「両手を広げよう。」との声。みんなが広げて等間隔を作り始めた。できたところで止める。

「やったね。」「Aさんの言葉が良かったね。」「それに応えたみんなもよかった」

ここは「成功の決め手は?」「何が良くなったんだろう?」「どうしてうまくできたんだろう」と考え、答えを子どもから引き出せればよかったと思う。

では

  • ジップザップ

輪の中にジップ光線を出す宇宙人がいます。みんなはザップバリアをして守ってください。守り方は隣の人が手をあげることです。

いろんな人に試して練習。慣れてきたあたりで、Mさんをジップ側に引き込む。

ノリノリで参加するAさん。みんなもワイワイ。Jさんも楽しんでいる。Nさんがゲーム理解が難しかったようで固まってしまった。勢いで活動を進めると彼にはしんどいんだろうなと思う。

しばらくワイワイしたところで止める。

結構失敗するよね。うまくいかないことあるよね。でも、楽しめた?ウンウン。失敗することは怖いことじゃないよ。たくさんしたらいいよ。Eさん「失敗は成功の元や」ウンウン。失敗しながらできるようになっていくよ。そして、しっぱいを笑える雰囲気仲間と出来ることがいいよね。あなたが友だちがしっぱいに挑戦できるようにできることはなんだろうね。