授業記録 3年 道徳 バスの中で『親切』
授業記録 3年 道徳 バスの中で『親切』
『親切』
例えばどんなことだろう。
「荷物を持ってあげる」「席を譲る」
親切にするために必要なものはなんだろう?
「・・・」「優しい心?」
うんうん、今日の話は『バスの中で』
話を読む。途中まで
私の気持ちは?「席を譲りたい」
話に出てくる他の人はどうかな?この高校生は?「ひどい」「やさしくない」「気づいてないだけ」
後ろの女の人は?「もじもじ」「譲ろうとしている」
続きを読む。
二人の私だって、、、
「天使と悪魔や」
なるほどね。どんな私と私?
「悪い私と、いい私」
「言えない私と譲りたい私」
二人の私の中を見ましょう。悪魔の方は?「譲りたくない」「座っておきたい」「私がしんどい」
じゃあ、天使は?「譲りたい」「おばあさんが心配だから」「おばあさんが怪我したらあかん」
反省
ここで二人の私を天使と悪魔として中身を聞いたのがいけなかった。内容が譲りたいと、譲りたくないで揺れ動く私になってしまい、葛藤の理由が変わってきてしまった。前提の譲りたい。しかし、その行為ができない私、声をかけられない私がどうしてなのかをかんがえさせられていなかった。
二人の私を演じる。
譲りたい私と譲れない私の二人の私になってクラス全体を説得してもらいます。前に出てきて、言ってくれる人?
ちらほら手が上がる
初めの二人。
譲った時に怪我したらどうするんだ。僕がしんどくなってしまう。など
二回目、三回目、たくさん手が上がる。おそらく雰囲気がつかめたため。
二回目の前に、天使と悪魔ではないね。二人とも譲りたいまでは同じ思いだよ。でも言えないのはどうしてなのかな?と整理し直す。
しかし、言えないことは、「恥ずかしいから」や「断られるかも」といった言葉は出てこない。ここを深められなかった。
譲りたいんだよね?でも言えない私だよ。どうかな?「、、、」
話を最後まで読む。こえをかけ、席を譲ることができたわたし。
親切にするためには何が必要なんだろう?
優しい心、はじめに出たね。
困っている人に気づくこと。
こえをかけることができない私に足りないのは?、、、「気合い!!」
勇気と引き出したいところだったが、「気合い」が代わりに出てくる。
やさしさ、気づくこと、気合いがあって親切がてきるんですね。
ふりかえりを書きましょう。
ふりかえり
- 親切するといいことがある。
- 二人の私が喧嘩していました。(この読み取りになっているとずれている。演劇させたことで誤読を生んでしまっている)
- 私は天使でいたい。
- 荷物を持ってあげたことはあるから、席を譲ってみたい。
反省
二人の私の説得も間に入って喧嘩っぽくならない有機的な話になるようサポートしないといけなかった。