国語 書く 心にのこったことを 三年 授業記録
心にのこったことを
漢字の学習をはじめに挟みながら単元を進めていたので、実質三十分ほどの授業時間で進めていった。
A.ワークシートを使って書くことを決めよう。
教科書にあるワークシートに書き込む。
一つのトピックスの書く時間を決めて、回す、1分、四回。
一番かけたことが多分一番書きやすいこと。でも、それと書きたいことは一致しない。書きやすいことと、伝いたいことが同じならそれを選ぼう。
どれについて詳しく書くか決めさせた。
B.詳しく思い出して書こう。
決めたことを詳しく書いていく。「いつ、どこで、誰と、何を、どうした。」を入れるように指導。文章化せず、メモでいい。詳しく思い出すことが中心。
C.取材しよう。
書いた内容をペアで話す、聞く。
話す方は聞かれたことを話すようにすること。「うれしかったことは〇〇です。」
聞く方は新聞記者のつもり。詳しく聞き取る。取材の仕方を演示。1分間、話が途切れないように聞きまくる。
1分間話し続けられると成功。話す相手がノートにないことまで話していたら大成功。
相手を変えながら繰り返す。お互いが話すたびに、成功できたか、大成功できたかを確認。聞き手にそちらへの意識づけを繰り返した。
だんだん上手くなっていったので時間を1分から1分半、2分と増やす。最後に、より詳しく思い出せたことをメモし直す。
話す活動を入れたことで、より詳しく書くことができた子が増えたように感じる。また、繰り返し話していったので、話しながら、わかりやすくまとめることもできていた。取材の腕も繰り返す中で上がった気がする。
D.文章に書こう。
はじめ、なか、おわり、の指導。
はじめとおわりの型を例示する。真似は大歓迎。
はじめ中おわりで段落分けができていれば丸と合格ラインを示して書かせる。
合格が半分ほど。合格でない子には終わりの文のない子や、段落分けのできていないミスが目立つ。中で盛り上がっているうちにおわりの段落を忘れてしまうのだろう。徹底するのであれば次の時間に見直しをさせたらよかった。