授業記録 サーカスのライオン⑦

銅像会議。

ねらい

じんざの素晴らしさを助けたことから、助けるために誰もが近寄れないような火の中に飛び込んだことと具体化。そして、そんな勇気が素晴らしいのだと、抽象化させたい。

 

授業

あなたたちはこの町の人たちです。ライオンが素晴らしいので銅像を建てたいと思っています。私は町長です。私のところに「銅像を建ててください」とお願いしにきましょう。

ライオンのどんなところが素晴らしいから建ててほしいのか言うようにしましょう。

と、ロールプレイに挑戦してもらう。

 

男の子を助けたから建ててください

頑張ったから建ててください

 

なかなか求めるものが出ない。

 

二宮金次郎はみんなに勉強してるところを見習ってほしいと建てられたよね。じゃあライオンの場合は何を見習ってほしいのかな?

こう問いかけたことでやっと求めている答えに向かった。

はじめに銅像はなんで立つの?というところが必要だった。

 

授業後

抽象的な言葉は、まだ馴染みがないのかな引き出しにくかった。

会議という設定。先生との押し問答には子どもたちはよく食いついていたような気がした。主体的な参加が見られた。それでも全体を巻き込めていなかったのが残念。グループで訴えに来るようにさせたほうがよかったかなあ。

 

男の子を助けたことを多くの人が書いている。それは、無謀ではなく、勇気であったこと。そこに言葉を向けて欲しかったけど、、、難しい。

「」ライオンの「」に何を入れるのが適切かというやり方もあるなぁ。

やさしい?おもしろい?勇気ある?カッコいい?根性ある?たくましい?強い?英雄?

何を入れて、そこに入れる言葉がなぜかと考えられるとよかったのかな?